卒業生の声
Graduate’s Voice

車は命を乗せている。お客様やそのご家族の、
命の安全に関わる仕事をしているという誇りを持って。 |
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私の仕事は、接客対応や電話対応、書類作成などが中心です。車の法定点検等でご来店くださるお客様に対して、気になる点をお伺いします。お客様からのお声は、「異音がする」、「バンパーを塗り替えてほしい」、「細かいキズを見てほしい」など、車の状態によって様々。詳しい状態を確認し、整備・点検作業者に引き継ぎます。いわば、お客様と作業者を繋ぐ仕事です。入社後、自動車整備・点検の作業をしていたので、その経験も活きていると思います。 私がいつも意識していることは、「車は命を乗せている」ということ。お客様にとっては、「ちょっと気になる」程度のことであっても、私がそれを見落としたり、お客様が伝えようとされていらっしゃることを理解できていなかったりすると、重大な事故に繋がる可能性があります。入社してもう3年になりますが、そのことはいつも意識しています。 また、学生時代に学んだ知識は、仕事にとても役立っています。お客様からはよく、「オイル交換は何キロで行うの?」や、「タイヤの空気圧をいれるのはどれくらいの頻度?」などのご質問をいただくのですが、それらの答えの多くは在学中に学びました。お客様に対応するとき、心がけていることは、丁寧な言葉遣いをすること、なるべく専門用語を使わないようにすることです。自動車について詳しいお客様ばかりではないので、どなたにもわかりやすい言い方や具体例で説明することを大切にしています。 お客様から「ありがとう。助かったよ。」というお言葉をいただけた時は、すごく嬉しいです。 (井上美沙) |
やりがいを感じるのは、お客様のお役に立てた瞬間。 学生時代の実習が、そのまま仕事に活きています。 |
私の仕事は、主に車の点検や整備作業です。朝は工場の掃除など、仕事の準備をしてから実際の作業に入ります。1日中、車検や整備・点検作業に関わっています。大学で学んだ実習は、そのまま今の仕事に活きています。学生時代は、テスト前など勉強が大変だと思った時もありましたが、あの時に頑張っていたおかげで今があると思うので、座学も実習も頑張っていて良かったと思います。徳島工業短期大学を選んだ理由は、車が好きで自分の車で通学したかったからです。オープンキャンパスや進学説明会の時、親しみやすい先生がいたのも大きいです。入学してからは、わからないことがあるたび先生に質問して、納得できるまで教えていただきました。大学の魅力の一つに、先生が優しくて面白いことが挙げられると思います。 また、接客中心のフロント業務と、工場での整備・点検作業、仕事内容は違いますが、やはり同じ大学を卒業した井上先輩が職場にいるというのは心強いです。女子だけで集まって話したりします。仕事をしていて嬉しいと思うタイミングは、自分の提案をお客様に受け入れていただけた時です。車の整備や点検作業を通じて、自分なりに考え、「この車にはこういう特性があるので、この商品を付けた方が、こうなっていいと思います。」とお客様にお伝えした結果、その商品を購入していただけた時は、やはり嬉しいです。お客様のお役に立てたと思える瞬間は、やりがいを感じます。もっと経験を積んで、整備の技術を磨いていきたいです。 ( 木下知奈美) |

自信を持って作業をするために。 日々の経験を通じ、技術の向上を目指す。 |
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担当をしている仕事内容は、オイル・タイヤ交換などの一般作業、車検整備、メーカー独自の10項目点検の他、リコール作業などです。学生時代に学んだ自動車整備の基礎が役立っています。例えば自動車法規・検査で学んだことは車検整備に役立っています。実習では自動車全般の基本整備について学びました。社会に出たら、正確さと速さ、どちらも求められるため、在学中から作業のスピードを意識しておくことが大切です。徳島工業短期大学の志望理由は、バイクや車が好きだったからです。自分の車を自分で修理できるようになりたいと思い、選びました。車好きの学生が多いので、毎日楽しみながら大学生活を送ることができました。 就職をして考えるようになったことは、お客様が毎日安心して自動車に乗って頂けるように、自分の技術力を向上させることです。そのために技術情報のチェックや社内検定への勉強をしています。また入社した後輩にも、良いアドバイスが出来るようにしていきたいと考えています。(川村 康輔) |

自分が好きなことを仕事にできるのは幸せ。 好きなことに取り組むのが一番。 |
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主な仕事内容は、車検や整備、部品の修理や交換などです。特定のメーカーの車を扱うディーラーではない分、様々な車種を扱います。とても古い車や草刈り機などの農機具、建設機械、4tトラックを担当することもあります。大学では様々な自動車メーカーの実習車があり、各メーカーについて詳しい先生がおり、基本整備だけでなく様々な故障探求や修理も経験することができました。その経験が今の仕事に役立っています。 学生時代には趣味で、友人と好きなバイクのレストアをしていました。その作業を通して多くのバイク好きや整備が好きな友人と繋がることが出来て良かったと思います。現在はバイクから自動車にかわって友人たちと一緒に作業することが多くあります。 学生時代との違いは責任感と考えています。「お客様にとって大切な自動車を整備作業させてもらっている。」という感覚を忘れないようにしています。 また自分が整備作業をした車に乗ってもらった時に「丁寧な良い整備作業しているな。」と言ってもらえるような、整備作業を心掛けています。 そして将来の目標は、地元で自分の工場を持つこと。地元の人に信頼される整備工場にしたいと考えています。そのために、今の現場で経験を積んでいきたいです。(河井 一馬) |